■ワータイガーB


「……あ、や、やっ………… やう…… 動いちゃ、やあ……! あは…………」
かのクセノフォンも書いていないが、戦闘の苦しさはその後の行為の熱さとオヤジ臭さに反映される。
さっきお花畑を見て渡っちゃいけない川を渡りかけた俺の怒りは、愚息のエクスカリバーに引き継がれ、
すでに回数を数えるのも面倒になるほどのPLAYの原動力に。
そしてそれを強力にバックアップする精力剤の数々。正という時の書き取り状態。
「……は、あっ、あ……! こんな、の…… や、恥ずかしいよお…………」
そろそろこちらから攻勢するのもダルくなってきたので、射貫したまま俺の上にして、あとは放置。
男は船〜、女は帆〜、という詩の如し。こうして放置しておくと、嫌がる口とは裏腹に、いつしか
自らぎこちなくも腰を振る淫乱処女発見グヘヘていうかこの虎娘スジが良すぎです。
ていいますか。この塔に潜ってからというもの、自分のスケベ値のパラメータだけが異常に育って
いるのに気付く今日この頃。それは何故かと尋ねたらハアペンペン! ていいますか上玉すぎますわ、
この塔の面子は(事情通)。あのエルフの王子、見つけたら殴りますエエそりゃもう殴ってやりますとも。
うらやましくなんかナイぞ、と青春の涙を流して全力疾走してタンスの角に足小指。
ていいますか、都で現ナマ積んでマル秘スポットを放浪したって、こんなに美味しい思いは出来ません。
いったい俺が、今までいくら使ったと思ってるんだ騙されたとボッタくられたとショボーンだったと。

『  泣  い  て  な  ん  か  い  な  い  』

そして寝たまま、けだるく黒焼きイモリなどかじって正の時を増やす俺は、自分を儂と書きそうに
なっているオヤジ化が進む自分を発見して鬱。
「……あ、ふあ…… あは……! 熱い、よお…… は、あっ、あ……!」
さあて、あと正キリのいい回数だけシたら、ヤリ捨て放置プレイを楽しんでから次に行くか……

………………? …………何か、忘れてるような…… 何かヤヴァそうな…… ま、いっか。

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